2020年1月18日から20日にかけて、アメリカ・ ハワイ州ホノルルのプリンスワイキキホテルにて、 第34回 環太平洋外科学会 ハワイ美容形成外科シンポジウム (The 34th Pan Pacific Surgical Association Hawaii Plastic Surgery Symposium)が開催されました。
**環太平洋外科学会 (Pan Pacific Surgical Association)は、 北米地域で最も歴 史のある外科系学会 のひとつであり、 2年に1度、ハワイ・ ホノルルにて「ハワイ美容形成外科シンポジウム」**を開催しています。
この学会 は規模としては決して大きくはありませんが、 アメリカ、韓国 、日本など、太平洋沿岸諸国 の経 験 豊富な形成外科医 たちが、 美しいリゾー ト地・ ハワイに集まり、 セミナー 形式で深い討論と学 術交流を行ってきた、ややプライベー トな学会 です。
プラデン整形外科のソク・ ユン院長は今回のシンポジウムに招待演者として参 加し、 「アジア人のための美容的顔面骨手術」(Aesthetic Facial Bone Surgery for Asians)というテー マで 約1時間にわたり学 術発 表を行い、参 加者と活発 な議論を交わしました。
発 表の中では、
アジア人における下顎縮小術の概 念
美容的顔面骨手術における術前プランニング
エラ縮小手術(下顎角形成術)の具体的手術方法
東洋人に適した頬 骨縮小術の理論と方法 などについて詳細に紹介されました。
顔面輪郭形成術や美容目的の両 顎手術は、欧 米人よりも東洋人の間で圧 倒的に多く行われる 手術であるため、 この分野に不慣れなアメリカの形成外科医 たちは特に強 い関 心を示し、 質疑応 答やディスカッションも非常に活発 に行われました。